機張・日光(イルグァン)のグルメ、海辺の前と市場側を分けて見る
日光の海辺にはカフェと軽い食事が集まり、座って長く食べる一膳は機張市場側にあります。二つの場所は東海線でわずか二駅。市場で25年商売をしてきた店主が、時間帯別の回り方と連れによる選び方をまとめました。

日光(イルグァン)で海を見て、機張市場で夕食をとる順番がいちばん楽です。日光の海辺にはカフェと軽い食事の店が集まっていて、きちんとした一膳は市場側にあります。二つの場所は東海線でわずか二駅の距離です。
機張の日光でおいしい店を探すうち、結局市場まで下りて来られたお客様が、席に着いてよくおっしゃる言葉があります。「海は良かったんですが、何を食べるかでずいぶん迷いました」。それも無理はありません。日光海水浴場の前はカフェ通りに近いのです。コーヒーとブランチは選択肢が多いのに、いざ食事を一食きちんととろうとすると、選べる店がぐっと減ります。
この記事は、その迷いを減らして差し上げるために書きます。私どもは機張市場で25年商売をしてきましたので、日光側から渡って来られる方々に毎日お会いします。どこでどう迷ってから来られるのかがだいたい決まっているので、その動線をそのまま書いておけば役に立つだろうと思った次第です。
先に申し上げておくと、うちの店に来てくださいという記事ではありません。日光の近くで食事を済ませる方法と、わざわざ市場まで渡って来る値打ちのある場合とを、分けて書きます。ご判断は読まれてからで結構です。
目次
- 日光という町のかたち
- 海辺の前で済ませるとき
- 市場側へ渡って来るとき
- 二つの場所をつなぐ方法
- 時間帯別のおすすめの順番
- 日光の前と市場側の比較表
- 日光から続く道
- 連れによって分かれる選択
- 市場で品物を選ぶとき
- 市場で私どもがしていること
- よくあるご質問

日光という町のかたち
まず地形を知っていただくと計画が立ちます。日光は機張郡の中でも上のほうにある海辺の町です。白い砂浜が長く延び、その後ろに商店が一列に並ぶ構造です。
この一列が核心です。海が真正面に見える場所なので家賃が高く、そのため回転の速い業種が根を下ろします。コーヒー、デザート、簡単なブランチが多いのはそのためです。逆に、お膳を長く広げて食べる食事の店は、そこに居場所を作るのが難しいのです。
ですから、機張の日光でおいしい店を検索するとカフェが多く出てきます。情報が乏しいからではなく、実際にそういう町だからです。海を眺めながらコーヒーを一杯というのが目的なら、日光は素晴らしい場所です。問題はその次です。
きちんとした一膳、特に海産物を座ってゆっくり召し上がるなら、下の機張邑の方向へ下りて来なければなりません。ここがもともと水産物の回る場所なので、食堂はそちらに集まっています。

海辺の前で済ませるとき
日光の前で食事を済ませるおつもりなら、期待値を調整されるのが良いです。悪いという意味ではなく、性格が違うという意味です。
海の見える席は、値段に眺めが含まれます。同じメニューでも市場側とは勘定が違います。その代わり、座って波を眺める体験が付いてきます。それを買われるのなら、理にかなった選択です。
軽い食事とコーヒーがお望みなら、わざわざ動く理由はありません。砂浜を散歩してすぐ前で済ませるのが、時間的にいちばん効率的です。特にお子さんが小さいときや日程が短いときは、移動そのものが負担になります。
ただし夕方の時間帯は確認が必要です。海辺の商圏は昼の商売の比重が大きく、夕方早く閉める店が混ざっています。夏の繁忙期以外は特にそうです。行かれる前に営業しているかどうか確かめておくのが安全です。

市場側へ渡って来るとき
逆に、市場まで下りて来られたほうが良い場合があります。三つに分かれます。
一つ目は、海産物をきちんと召し上がりたいときです。水槽から直接選び、その場でさばいて出す方式は、品物の回る場所でしか成り立ちません。日光の前でも海産物は売っていますが、構造が違います。
二つ目は、人数が多いときです。海辺の商圏は席が詰まり気味です。六人以上だと席の確保が簡単ではなく、個室の要る集まりならなおさらです。市場側の食堂はもともと団体を受けてきた場所なので、空間が広いのです。
三つ目は、長く座っている予定のときです。ズワイガニのように身をほじって食べる料理は、一時間があっという間です。回転の速い席でそれをやっていると、お互いに気詰まりです。
三つのうち一つでも当てはまるなら、二駅動く値打ちがあります。そうでなければ、無理にいらっしゃる必要はありません。

二つの場所をつなぐ方法
日光と機張市場の間は、思ったより近いのです。東海線の広域電鉄が二つの場所をつないでいます。
日光駅から機張駅まで二駅です。運行間隔は密ではないので、アプリで時刻を見てから動かれると待ち時間が減ります。機張駅から市場までは歩いて行ける距離です。
車でいらっしゃればもっと速いです。ただ、市場近くの駐車は時間帯に左右されます。午前十一時から午後一時の間がいちばん混みます。買い物にいらっしゃる方々と重なる時間だからです。その時間さえ避ければ楽に停められます。
日光で海を見て、午後遅くに市場へ渡って来る流れがいちばん自然です。荷物になるものは最後に買ってそのままお帰りになれますし、市場もその時間帯はゆったりしています。

時間帯別のおすすめの順番
日光と市場を一日にまとめられるとき、時間帯別に整理するとこうなります。
午前に始める場合。まず日光の砂浜を歩きます。人が少なく光がきれいです。十一時頃に海辺のカフェで休んで、遅めの昼食を市場でとられるとちょうど良いのです。この時間帯が、市場で選べる幅のいちばん広いときです。
午後に始める場合。順番をひっくり返してください。市場で早めの夕食を先にとり、日光へ上がって日の沈むのを見る流れです。夏はこちらのほうがずっと良いです。昼の海辺は暑く、夕方の海が良いですから。
夜しかない場合。欲張らずに一か所だけ選んでください。両方見ようとして移動に時間を使い果たし、結局どちらもきちんとできなかったという例をよく見ます。

日光の前と市場側の比較表
どちらへ行くか決めやすいように、性格を分けてみました。どちらが上という話ではなく、目的が違うのです。
| 項目 | 日光の海辺 | 機張市場側 |
|---|---|---|
| 主力業種 | カフェ・デザート・軽い食事 | 水産物・食事類 |
| 眺め | 海が目の前に見える | 市場の路地 |
| 滞在時間 | 短く休んで行くのに良い | 長く座って食べるのに良い |
| 団体席 | 限られる | 余裕がある |
| 夜の営業 | 早く閉める店がある | おおむね遅くまで |
| こういうとき | 散歩のあとコーヒーを一杯 | きちんとした一膳 |
表をご覧になれば答えが出ます。休みにいらしたなら海辺の前、食べにいらしたなら市場側です。両方なさるなら、先に書いた時間帯の順番を参考にしてください。

連れによって分かれる選択
同じ日光での店選びの悩みも、どなたといらしたかによって答えが変わります。
ご両親をお連れなら、市場側をおすすめします。海辺の商圏には階段や狭い通路のある店が混ざっていて、席も低い場合が多いのです。市場側の食堂はもともと年配のお客様を受けてきた場所なので、席が楽です。
お子さんがいらっしゃるなら、順番を変えるほうが良いです。砂浜で思い切り遊ばせて、疲れてお腹が空いてきた頃にご飯を食べる流れです。お腹を空かせた子どもを連れて海辺を歩くのは、お互いにつらいものです。
お二人でいらしたなら、海辺で時間を多めに使われても良いです。その代わり、夕食を市場でとるご予定なら六時前後を目標にしてください。遅くなると残っている品物が減ります。
お友達同士で大勢なら、初めから市場へいらっしゃるほうが良いです。人数が多いと、海辺の前では席の確保に時間を取られます。

日光から続く道
日光だけ見てお帰りになるにはもったいない区間が、間にあります。お客様によくお教えする場所を書いておきます。
日光から市場側へ下りる道筋に竹城(チュクソン)があります。海を背にして立つ聖堂の形の建物が写真スポットとして知られていますが、もともとドラマのセットとして建てられたもので、中に入る場所ではありません。外から眺めて通り過ぎる程度なら十五分で十分です。
その横に、竹城ドリーム聖堂の下の岩場の海岸が続いています。砂浜とは趣が違います。波が岩に砕ける音を聞きながら歩く道なので、夏よりむしろ冬が良いのです。
車なしで回られるなら、この区間は飛ばしても構いません。公共交通で行きやすい場所ではないのです。お車があるなら、日光から市場へ向かう途中にちょっと寄る程度で組み込まれると、動線が自然です。
季節によって変わること
日光は季節の差が大きい町です。これは前もってご存じないと計画が狂います。
夏の繁忙期には海辺の商圏が混み合います。駐車からして難しく、行列ができます。この時期はむしろ市場側がゆったりしています。逆に閑散期には、海辺の前の店の中に休んだり早く閉めたりするところが出てきます。
冬は海辺の散歩時間が短くなります。風が強くて長くは歩けません。その代わり、この時期こそズワイガニの身がいちばん詰まる頃なので、短く海を見て温かい一膳へ移る流れがよく合います。
春と秋がいちばん楽です。海辺も市場も混まず、天気も穏やかです。写真を残されるなら、この時期が良いです。
市場で私どもがしていること
私どもの話も短く書いておきます。ご判断に必要な情報だけです。
機張市場の中で、ズワイガニとタラバガニとベニズワイガニを扱っています。毎朝夜明けに自分で出かけて、その日の状態を見て選んだものだけを水槽に入れます。ですから、日によって入ってくるものが違います。
ご注文を受けると、水槽から取り出してさばきを始めます。秤はお客様の目の前で量ります。締めにはベニズワイガニのラーメンとテンジャンチゲ、甲羅の炒めご飯が出て、お膳にはアワビとホタテとサザエとタコとエビとコシレギ(海藻)が一緒に上がります。
値段は時価です。品物が毎日変わるので数字を決めておかず、その日の基準をそのままお伝えします。気になる方は、いらっしゃる前に電話やカカオトークでお尋ねください。
席はホールと別室があります。団体やご家族の集まりでしたら、前もって人数をお知らせいただくのが良いです。席のこともありますが、その日の品物の中から人数に合わせて取り置きしておけます。

市場で品物を選ぶとき
市場までいらしたなら、選び方もご存じのほうが良いです。短く書きます。
水槽の前に立たれたら、カニがどんな姿勢でいるかをご覧ください。脚をたたんで底にへばりついている個体より、脚を立ててハサミを持ち上げる個体のほうが、力が残っているのです。力が残っていれば、中身も詰まっています。
持ち上げてみてもいいかと尋ねられても大丈夫です。活物を売る店なら、たいていどうぞと言います。同じ大きさなのに、やけにずっしり重い個体がいます。それが身の詰まったものです。
重さの基準もお尋ねください。一杯あたりか合計かによって勘定が変わります。これを先に合わせておけば、あとでお互い気まずくなることがありません。
最後に、今日は何がいちばん良いかと聞いてみてください。毎日品物を選んでいる人は、その日の何が良くて何が物足りないかを知っています。この質問にどう答えるかが、その店を映し出します。
渡って来られる前に知っておくと良いこと
日光から市場へ渡って来られるとき、いくつか押さえておかれるとずっと楽になります。
荷物は最後に買ってください。市場で水産物を買われると、それを提げて次の予定を回ることになります。日光を先に見て市場をあとに置く順番をおすすめする理由がここにあります。
時間は余裕を持って見てください。活ガニを注文後にさばいて出す仕組みなので、席に着いてすぐ料理は出ません。これに身をほじって食べる時間まで足すと、一時間は見ておく必要があります。
人数と到着時刻は前もってお知らせいただくのが、お互いに楽です。特に週末の夜はそうです。電話一本で結構です。

よくあるご質問
機張の日光の飲食店は主にどんな種類ですか?
海辺の前はカフェとデザート、軽い食事が中心です。海の見える場所なので、回転の速い業種が根を下ろしています。座って長く食べる食事の店は、機張邑の市場側に集まっています。
日光海水浴場の近くで海産物は食べられますか?
食べられます。ただ、水槽から直接選んでその場でさばく方式は、品物の回る市場側が有利です。目的が海産物なら、二駅動く値打ちがあります。
日光から機張市場まではどう行きますか?
東海線の広域電鉄で、日光駅から機張駅まで二駅です。機張駅から市場までは歩いて行けます。運行間隔は密ではないので、時刻を見てから動かれると良いです。
日光の海辺と市場、どちらが良いですか?
目的が違います。散歩のあとのコーヒー一杯なら海辺の前、きちんとした一膳なら市場側です。両方なさるなら、日光を先に見て市場をあとに置かれれば良いです。
夜に行っても開いていますか?
海辺の商圏は昼の商売の比重が大きく、早く閉める店が混ざっています。閑散期は特にそうです。市場側はおおむね遅くまで開いていますが、夜七時を過ぎると閉め始める店が出るので、六時前後を目標にしてください。
子ども連れに良い順番はありますか?
砂浜で先に遊ばせて、あとでご飯を食べる流れが良いです。お腹を空かせた子どもを連れて海辺を歩くのは、お互いにつらいものです。子どもたちは水槽を長いこと眺めていたりもします。
駐車はどこが楽ですか?
市場の近くに公営の駐車スペースがあります。午前十一時から午後一時の間は買い物の方々と重なって混むので、その時間さえ避ければ楽です。
団体で行くならどちらが良いですか?
市場側です。海辺の商圏は席が詰まっていて、六人以上だと席の確保が簡単ではありません。市場側はもともと団体を受けてきた場所なので、空間に余裕があります。
夏と冬、いつが良いですか?
海辺だけなら夏ですが混みます。冬は風が強くて散歩が短くなる代わりに、ズワイガニの身がいちばん詰まる時期です。混雑を避けたいなら、春と秋がいちばん楽です。
市場で食べて持ち帰りもできますか?
できます。ただ荷物になるので、日程の最後に買われるほうが良いです。だからこそ、日光を先に見て市場をあとに置く順番をおすすめしています。
まとめますと
日光は海を見る場所で、一膳をきちんと受け取る場所は市場側です。二駅で着きますから、無理に一か所で全部済ませようとなさる必要はありません。順番さえ決めれば、一日が楽になります。
私どもは機張市場の中にあります。屋号は機張チョンヘワンデゲ、住所は釜山広域市機張郡機張邑邑内路104番キル12、電話は0507-1490-5702です。毎日朝九時から夜九時まで開けていて、その日どんな品物が入っているかは、いつでもお知らせします。
機張を一日で回られるご予定でしたら、機張の一日コースに名所ごとの順序をまとめてあります。
鄭永鎮
機張清海王ズワイガニ · 店主 · 25年の活魚商人